ログハウス

ログハウスで暮らすのが夢という人は多いですね。自然の丸太に囲まれて暮らすことができるログハウスでは、精神的にも安らかな暮らしが送れそうです。自作キットも販売されているので、ご自身でログハウスを建てたいという方にはうってつけですね。ログハウスの中でも代表格はハンドカットと呼ばれる、手で加工した丸太を使用したものです。丸太一本一本の存在感が圧倒的な迫力で人気です。お部屋や、家具の配置を普通の家の様にしたいのなら、マシンカットがお勧めです。機械で一定の大きさにカットした丸太を使うので、内壁もすっきりしてスペースが無駄になりません。ポスト＆ビームというのは、柱と梁という意味で日本古来の建築法の「在来工法」と呼ばれるのとほぼ同じですが、柱と梁に丸太を使います。壁材は自由に選べるため、ログハウスの中では自由度が高いと言えるでしょう。夢が広がるログハウスですが、いざ建てるとなると現実的な問題も考えなければなりません。ログ材は3年から5年ぐらいかけて水分が除々に抜け、自然乾燥後、その保湿性が発揮されるので最初のうちは寒いという話もあります。それまでの間は、木材の収縮などの調整もしなくてはなりません。でも、そのような維持管理もログハウスと付き合う上での楽しみのひとつなのかも知れませんね。さて、それではログハウスのメリットの方はどうでしょう。阪神淡路大震災で被害を受けなかったという事例もあるように、ログハウスは丸太でしっかり組み合わされているので、重心が低いという構造上、耐震性に優れています。ログハウスに住んで、自家栽培の野菜で食事を作るなんていつかは実現してみたい暮らしであることは間違いありません。